2007年02月07日

【空売り伝説】さすらいの銀次郎(47)

しかし、物語には、必ず終わりがあるもので、この「空売り」伝説も終焉を迎えた。

調子よく稼いでいたのだが、日経平均が30000円ぐらいまで下がり、直後32000〜33000ぐらいまで戻った局面が1回だけあった。(時期は覚えていない。)

当然、がんがん「空売り」していたので、みるみる損が膨らんでいく。もともと、「空売り」が嫌いな常務だったので、このゆり戻しに耐えることが出来なかった。こちらは必死で、「下げ基調は変わっていない。必ず、下がるから。」と説得した。

説得に説得を重ねて何とか反対売買(買いをいれてその信用取引を確定させること。)を思いとどまらせたが、その間、相場は、ぐんぐん戻っていく。

そんなある日、珍しく、先方から電話があり、会社に来いとのこと。いやな予感がしたが、どうしようもない。おとなしく出向いていった。

そこでこう言われた。「今日で、信用の売りはすべて終了させてくれ。損金を確定させた後、お宅とは今後一切取引をしないから。」

もうこれ以上抵抗しても無駄だとわかったので、言うとおりにした。

唯一の優良顧客を失った瞬間であり、我が営業人生も終わりを向かえる予感がした。
posted by wind at 23:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

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