2007年02月08日

【どん底】さすらいの銀次郎(48)

【どん底】
この優良顧客を失ったことで、今後出来なくなるのは、目に見えて明らかだ。なんとかごまかすにも限界がある。

株価が下がるのと歩調をあわせかのように、営業成績も下がっていった。負の連鎖に入ると、引き継ぎ客も、しょぼい客ばかりだ。

切れそうな綱をなんとか渡っていたが、それももう限界。当時の部長も見かねたのだろう。ある時、呼ばれ、「今度新たに信託銀行を作る予定だけど、その設立メンバーにならないか。」との提案であった。「その気があれば、詳細を教えるが。」とのこと。

まあこの先営業続けても、そのうち事故が起こると容易に予想できたので、素直にその提案を受け入れた。

部長曰く、「全国から何名か集めて、信託銀行の立ち上げを2年以内に行うと聞いている。2年内で話がなくなれば、そのままその部署か異動のどちらか。立ち上げた場合でも、必ずしも信託銀行にいくとは限らないということだ。」

なんかよくわからなかったが、とりあえず延命するならこれしかないと思って、「お願いします。」と即答した。
posted by wind at 22:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

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