2006年12月28日

さすらいの銀次郎(12)

【ノルマ】
証券会社には、当時ものすごいノルマが課せられた。

「当初2年間は、ノルマはないので、できるだけ新規の客を作って3年目からのノルマをこなせるようにしてくれ。」っと、確か来たばっかりの時にいっていたよなあーー。

ノルマについては、数々のエピソードがあるため、ネタはつきない。

ただ、話としては、新規開拓営業開始から、初めての客ができた時点にさかのぼる。

1人目の客からは、2人とも順調に顧客を増やして言った。当時、中堅企業以外にも、医者開拓も併せて推奨していたので、その両者が相乗効果を及ぼすがごとく、車の両輪として、回り始めた。加えて、お互いのライバル心というガソリンが注ぎ込まれたため、一気にスポーツカー並みに速度を上げていった。

そこそこ客ができてきて、冬のボナーナス資金の獲得が始まった。

「君たちにも貯蓄のノルマを与える。」と平然と、支店長の声。「えっ!!2年間はノルマはないといっていたじゃないか。」という言葉をぐっと飲み込んで、無言でいると、「ノルマって行ってもこんな金額ノルマじゃないぞ。」と追い討ちの言葉。

確か金額は、400万か500万だったと思うが、それまで、基本的には、株中心で顧客開拓していたので、貯蓄するような客はほとんどいない。

ましてや、切った貼ったの世界の好きな人に、何年間も資金寝かせるのが好きな人がいるわけがない。

とりあえず、株をやっている人に、貯蓄をお願いする。いえお願いではなく、「この商品は、変動ものでは、非常に高い利回りが期待できますよ。当社の一押し。云々。」

客の反応。「そう。いい商品のようだけど、やっぱり株のほうがいい。」

なるほど。予想された答え。ここで引き下がれない。「リスク分散として、株の資金を一部これに預けておけば、2年後にかなりふ増えてまた、株の投資ができますよ。私も、今まで貯蓄は勧めなかったと思いますが、この商品は別です。云々。」

まあ、あとは粘るのみ。仲のよい客は、付き合いで、小額は付き合ってくれた。合計100万程度。

posted by wind at 22:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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